【投人の観戦記】兵庫リレーカーニバル2025

女子円盤投は女帝・郡が制す

郡菜々佳選手が安定して強かった。一時期は齋藤真希選手に押されていた印象もありましたが、ようやく強い郡が戻ってきましたね。

58m81の大会新記録は、昨年齋藤選手がマークした56m17を大きく上回るものでした。近年男子円盤投が盛況ですが、女子も負けていないぞというところをベテランの域にさしかかった郡選手が見せてくれたのは良かったですね。

この日は風も少しあって日が陰ったタイミングは割と過ごしやすかったのですが、女子円盤投の競技時間帯は曇り空と晴れ間がのぞく繰り返しで中々体力を消耗する場面もあったかもしれません。
男子と同時実施という都合上、次の投擲まで待たされる時間が長く集中力を保つのが難しそうでした。

そんな中、郡選手と齋藤選手は3位以下に大差をつけてのワン・ツーでしたのでやはり地力が頭一つ抜けているなという印象です。

川口紅音選手や辻川美乃利選手など実力者もいましたが、郡・齋藤の二強に食い込むのは容易ではなさそうです。

とはいえ、女子円盤投も随分層が厚くなったものです。円盤投の日本記録はついに男女ともに60mを超えた2020年代、まだまだ飛躍のチャンスは残されているように感じました。

さいごに

今大会から電子チケットが採用され、入場が非常にスムーズに行えました。

有名アーティストのライブなどではそういうものもあるとは知っていましたが、ようやくリレカにも現代技術の波がやってきた感じがします。

以前はローソンでチケット発券するのがダルかったんですよねーw
良い時代になったもんです。

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