9月6日に行われた「Kamila Skolimowska Memorial」の男子やり投げで快記録が誕生した。
ドイツのヨハネス・ベター(Johannes Vetter)が自身の持つ94.44m(世界歴代2位)を大きく更新する97.76mのビッグアーチを描いた。
この記録は歴代パフォーマンスでも世界記録保持者ヤン・ゼレズニー(チェコ)の98.48mに次ぐ2位に位置する一投だ。ゼレズニーの世界記録から早24年。不滅の世界記録と言われたゼレズニーの記録もついに更新の時が現実的になってきた。
また、砲丸投げではライアン・クルーザー(Ryan Crouser)が22.70mをマークしたほか、有効試技5投で全て22m台を記録するハイアベレージ。状態の良さがうかがえる。
長らく世界記録とは無縁だと思われてきた投擲種目だが、ここにきて大きな可能性を感じさせる選手が二人も出てきたことは非常に喜ばしい。円盤投げのスタール、ハンマー投げのファイデクにもぜひ彼らに続くビッグアーチを描いてもらいたい1今大会はそれぞれ67.28m、79.81mで優勝。。
次は9月8日のコンチネンタルツアーオストラヴァ。更なる記録更新に胸が高鳴るばかりだ。
【ヨハネス・ベター97.76m】
【ライアン・クルーザー22.70m】
クルーザーのシリーズ
22.53m-22.59m-22.70m-22.52m-X-22.42m
彼は今どうなってるんでしょうか。
突然表舞台から姿を消して久しいですが彼は今どんな状況にあるんでしょうか。まだ活動休止中ということなのですかね。
インスタでもトレーニングや投げの様子はあまり投稿していないしもう引退だったら悲しいなあ。
先日redditの方でも話題になっていましたね。故障から中々本調子に戻らず、厳しい状況が続いているようです。2021年、東京五輪前までは絶頂期にいたのですが…。
やり投はドイツ勢が一時期、レーラー、ホフマン、そしてベターと90mスロワーを三人揃える黄金時代を迎えていたのですが皆故障で全盛期から程遠くなっていきました。復活してほしいですが、年齢的にもかなり厳しくなってきたことは確かです。
一時はクラウザーと共に世界記録間近と目された選手ですから、このまま引退ではなく最後にひとあがきしてもらいたいです。
やり投げは特に怪我が多く選手生命が短いですからね。
私の場合、肘が初めて1カ月と持たなくて即引退しました笑。
たとえ超1流であってもそれは同じなんだなと。
とはいえ日本のディーンさんはかなり歳を重ねてから復活され、自己ベストも更新されましたので、ベター達も出来る限り頑張ってほしいものです。
あれだけブイブイ言わせてたドイツトリオが急激に落ち込んでいく中で、国内四番手の印象が強かったWeberが今やドイツを引っ張ってますからねー。やり投は本当に読めない種目です。とはいえ、そのWeberも4位が多く、中々メダルに食い込めていません。今季は91m投げてるので今度こそ念願のメダル、それも金の可能性もありますが果たしてどうなることやら。
ディーン君は私と同世代かつ同じ兵庫勢で円盤投選手の時から知っている存在です。彼も現役生活が残りわずかかもしれませんが、同期として、同郷として有終の美を飾ってほしい。