投擲選手の立ち幅跳びランキング【室伏の3m60が持つ価値】

その1では立ち幅跳びで陸上最高記録を持つArne Tvervaag氏について触れた。今回は投擲選手の記録を調査していくことにする。

歴代記録一覧(投人調べ)

立ち幅跳び歴代記録(投擲選手)
1— 3.71m – Arne Tvervaag1ノルウェーの砲丸投げ選手。立ち幅跳びを専門的に行っていた (NOR)
2— 3.68m – Brian Oldfield 2砲丸投げ世界歴代7位(22m86)を持ち、高い身体能力を活かしストロングマンコンテストにも出場した(USA) @ 127kg
3— 3.60m – Werner Günthör3世界陸上砲丸投げ三連覇(’83・’87・’91)の実績を持つスイス史上最高の陸上選手。極めて高い身体能力でも知られている (SUI) @ 130kg
3— 3.60m – Koji Murofushi4アテネ五輪・テグ世界陸上金メダリスト。’03年にマークした84m86のアジア記録を保持している (JPN) @ 98kg
5— 3.50m – Yuriy Sedykh5ハンマー投げ世界記録保持者(86m74)。 (USR) @112kg
5— 3.48m – Chukwuebuka Enekwechi6ドーハ世界陸上・東京五輪砲丸投げファイナリスト (NGR) @ 126kg
6— 3.44m – Ola Isene (NOR)7ドーハ世界陸上・東京五輪円盤投げファイナリスト @ 107kg
7— 3.43m – Jason Young (USA)8アメリカの円盤投げ選手。片手スナッチで90㎏以上を持ち上げる @ 118kg
8— 3.42m – Casper Hattink9オランダの円盤投げ選手。国際大会での実績はない
9— 3.40m – Simon Petterson (SWE)10東京五輪円盤投げ銀メダリスト @ 105kg
10— 3.37m – Kim Amb11スウェーデンのやり投げ選手。東京五輪ファイナリスト (SWE) @ 86kg
11— 3.35m – Adam Nelson12アテネ五輪・ヘルシンキ世界陸上砲丸投げ金メダリスト (USA) @ 115kg
12— 3.32m – Aleksander Tammert 13アテネ五輪円盤投げ銅メダリスト(EST) @ 116kg
13— 3.30m – Jacko Gill (NZL) 14砲丸投げU20世界記録保持者@ 118kg
13— 3.30m – Martynas Alekna (LTU)15円盤投げU20世界歴代2位。金メダリストV.アレクナの次男 @98kg
14— 3.29m – Frank Casanas (ESP)16北京五輪円盤投げファイナリスト @ 117kg
15— 3.25m – Stipe Zunic (CRO)17ロンドン世界陸上砲丸投げ銅メダリスト @ 133kg
16— 3.23m – Ryan Crouser (USA) 18砲丸投げ世界記録保持者(23m37)@ 145kg
17— 3.00m – Ryan Whiting (USA) 19モスクワ世界陸上砲丸投げ銀メダリスト@ 136kg
17— 3.00m – David Storl (GER) 20砲丸投げ世界陸上二連覇(’11・’13)@ 122kg

※正確な記録ではないため参考扱いになるがハンマー投げ日本歴代2位の室伏重信(181cm, 90kg)は3m50近くがベスト21http://shigenobu-murofushi.blog.jp/?p=4だという。また、信憑性に欠けるが円盤投げのウィルギリウス・アレクナは3m60を跳んだとの情報も確認された。


立ち幅跳びはほぼすべての投擲選手が取り入れていると考えられるが、動画や記録を公開していない選手も非常に多いためこの表はあくまで参考程度に留めてほしい。

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3m60の功罪

さて、室伏最強説を唱える方が増えてきた昨今だが、改めて上記の表をよく見てほしい。跳躍種目では体重が重い選手の方が不利になる傾向があり、実際に上位には100㎏前後の軽量選手が多く見られる。

無論室伏の3m60という記録は驚異的ではあるのだが、一方で彼が100㎏にも満たない軽量選手であるということには留意すべきだ。体重1kg毎における立ち幅跳びとの相関性は確固たるデータがなく一概には言えないが、重い物体を動かすにはそれに比例したエネルギー量が必要であり、そうでなければ跳躍選手は投擲選手に近い筋肉量が適正だということになってしまう。

体重が100㎏弱で、かつ幼少期から並外れた瞬発力及び身体コントロールを可能にしてきた室伏にとっては上位にいてある種当然である。

しかも何故か軽視されているが室伏はハンマー投げで84m86という世界歴代4位の記録を持っており、1~3位の時代性・ドーピング違反歴を考慮すると実質的な世界記録保持者と言っても過言ではない。

世界記録保持者のセディフを始め、室伏より上位の選手はドーピング違反の前歴・または嫌疑がかけられている選手のみ。

つまり、本業で(クリーン選手の中で)歴代最高のアスリートであり、かつ最軽量の部類であることを考えると何もおかしくはない記録である。ハンマー投げの世界記録保持者、ユーリー・セディフも112㎏で3m50跳んだとされていることからも立ち幅跳びという指標とハンマー投げの相関関係が認められる。

体重の重さを考慮するならば3m48のエネクウェチや3m23のライアン・クルーザーも特筆に値する。エネクウェチの体重が室伏並みならば3m60に近い記録は十分可能であっただろうし、145㎏かつ10か月ぶりの挑戦で3m23を記録したクルーザーも非常に高い瞬発力を持っていよう。

さすが、世界トップクラスの投擲選手と言える。

参考までに円盤投げのA.タンメルト(エストニア)をご紹介する。彼の立ち幅跳びベストは3m32であるが、これはキャリアを通して最も軽い116㎏の時に出された記録。
127㎏の時はウエイト種目でベストを出したものの、立ち幅跳びは3m28であった。
全身のパワー効率が上がっても、増量による飛距離のデメリットは無視できないのである。
砲丸投げのクルーザーは高い身体能力と高度な技術を活かし31年ぶりに世界記録を塗り替えた。

以上の点を考慮すると室伏が彼らに勝っているのは瞬発力というよりは跳躍力ひいては身体操作能力なのかもしれない。

動画を見ていただければお分かりだろうが空中での身体動作が滑らかで上半身と下半身の連動性は他のトップ選手と比較しても卓越している。要するに室伏の3m60は「体重の軽さ+身体操作+瞬発力」が総合的に高い水準で発揮されているからこその記録なのであろう。

室伏の身体能力が極めて高いのは疑いようのない事実だが、3m60という記録を額面的にしか見ず妄りに「室伏最強!」と唱え続けているのは他の選手に対し非常に敬意を欠いた行為であると私は考える。

「他の選手より記録が良いから室伏が一番!」ではなく、この怪物・傑物たちを相手に軽量とはいえ互角以上に競えていることを称えるべきだ。それはハンマー投げも同様である。室伏広治の功績は疑いようがないのだから殊更に「室伏上げ」に終始する必要はない。

ハンマー投げ苦手説に潜む“誤謬

余談だが最近Youtubeのコメント欄には「室伏はハンマーが一番苦手説」を唱えている方が散見する。笑えない冗談だ。

30年以上経っても息子を除く日本人選手に記録を抜かれていない室伏重信。彼が持つ日本歴代2位の75m96は3位の土井宏招(74m08)とは2m近い差をつけている。

その重信から力強い肉体を受け継ぎ、なおかつハンマー投げの英才教育を施された広治がなぜ向いていないと言われなければならないのか。

ハンマー投げに限らず、立ち幅跳びという指標からもわかる通り投擲種目はとにかく速筋比率、ひいては瞬発力が重要視される。

だからこそトップ選手は100㎏超の体重で3mを優に超えてくるのである。

「室伏はテキトーに跳んでも世界記録」「ハンマー投げが一番苦手」

これがどれだけ矛盾した言説であるか、子細に及ぶのも煩わしいほどだ。確かに高校の頃の室伏は線が非常に細く、投擲選手には全く見えない体格に父・重信をして「ハンマーということは考えられなかった」と言わしめたという話もあるにはあるが…。少なくとも男子やり投の日本記録保持者・溝口和洋にウエイトトレーニングを叩き込まれてからは世界基準では細身とはいえ、筋肉質な体型に肉体改造できたという逸話がある。

室伏が父の日本記録を更新したのは1998年であり、全盛期と比較して10㎏以上体重が軽かった頃である。言い換えれば、ポテンシャルを十分に引き出せていない状態で父を超えるほどの才能はあったということになる。

室伏の凄さを認めればこそ、いい加減な認識で褒めそやすことはしないでほしい。彼のことを真に尊敬するのであれば、まず彼の本業であるハンマー投げの功績を理解してあげてほしいと、切に願う。

  • 匿名2022-03-04

    面白い記事でした。
    室伏さん、確かアテネの頃だったかな。脊柱の一つ一つを個別に動かせると聞いた思い出があります。
    身体操作性という点では誰にも負けないかもしれませんね。
    120〜130キロ以上で軽く立ち幅3mを超える海外選手にもビックリです。恐ろしい世界ですね。

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    • 投人2022-03-04
      ↳ への返信

      コメントありがとうございます。そのエピソード私も耳にした覚えがあります。
      速筋優位で身体的にも恵まれている室伏さんですが、細身なのに身体能力が高くハンマー投でも歴代上位に食い込めたのは
      間違いなく神経系が尋常でないくらい発達しているからだと思うんですよね。
      3m60とまでは行かなくとも、重い体で3m跳べなくては戦えない恐ろしい世界です。

  • 匿名2022-05-07

    室伏の立ち幅跳びの様子を動画でご覧になってください。
    足の裏を砂場の突起を利用して飛んでいるのが分かります。
    また、3m60とは言っているもののあの記録は完全に目視であり正確に計測しているわけではありません。

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    • 投人2022-05-07
      ↳ への返信

      この一つ前の記事に書いていますが、ひっかけて跳んでるのは知っています。
      一応続き物の記事なので省略しましたが、私はNFLコンバインと陸上式は異なると明記していますし、よくある室伏上げの意図ではないです。
      3m60は本人が最も良かった時のものだと発言しており、例の動画のものは参考程度に認識しています(=3m60の動画ではないということ)。
      確かに横にメジャーを引いた状態でおおよその距離を測ることはあるでしょうが(私もやったことがあります)、3m60が完全に目視というのは何かソースがあるのでしょうか?

      私の調査不足なら申し訳ないですがご教示いただけますと幸いです。

  • 匿名2024-01-01

    ライアンクラウザーは立ち幅跳びもすごいけど垂直跳びが一番凄いかもしれない
    体重146キロで92センチなんて聞いたことも無い…ジャッコギルも130キロまで増量したら81センチに落ちてました

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    • 投人2024-01-01
      ↳ への返信

      新年早々コメントありがとうございます。適性体重は人によって異なりますが、クラウザーのように2m級の選手だと過体重の閾値も必然的に高いのかなと思います。クレバーな選手なので、増量もかなり見極めて行っているのではないでしょうか。
      砲丸投のネルソンも115㎏くらいでしたが垂直跳びは一メートルくらい行けたと聞いたことがあります。
      一方日本人は身長あたりの過体重閾値が骨格的に低く、単純な増量や筋力強化だけでは記録向上が望みにくい側面があるかもしれません。室伏さんだって120㎏あったらどれだけ飛べるか未知数ですからね。

  • 匿名2024-05-30

    室伏広治が身長2メートル級で、体重も120キロくらいのハンマー投げ選手だったら、100メートル越えも可能性があると言えるでしょうか?【もちろん重ければ良いものでは、ないです。しっかり室伏広治なりのトレーニングで得た筋肉での話です】返信よろしくお願いします。

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    • 投人(admin)2024-05-31
      ↳ への返信

      100mという距離はおろか、室伏さんのベストである84m86を超えられるかも怪しいです。というのも、ハンマー投という競技は高身長がデメリットにも働きやすいからなのと、室伏さん自身が筋力や体重に頼った(前提とした)技術で戦っていたわけではないからです。
      ハンマーはワイヤーの先に鉄球がついており、遠心力を加えて投げる競技であることはご存じかと思います。腕が長ければ当然遠心力に寄与しますから、一見高身長は有利です。

      ところが、背が高いと当然脚も長くなります。これにより遠心力が強くなるのに反比例してハンマーとつり合い(バランス)を取ることが非常に難しくなります。そのため長身選手はターンスピードを落として体重と筋力で釣り合いをとる場合が多く、中々体格のポテンシャルを活かせていないのが現状です。これが他の投擲種目とは大きく異なるポイントです。

      室伏さんは187㎝ですが体重は100㎏弱しかなく、体格的にハンマーとつり合いを取るのが難しいです。そこで父直伝の技術(詳細は割愛します)を駆使して上手くバランスを保ちながら高速回転を実現させていました。体重も増やそうと思えば増やせたはずですが、そうすると今度は回転速度やターンのキレに影響が及びかねません。身体能力ばかり取り沙汰される彼ですが、あくまで理想のターンを実現するための下地でしかないことは覚えていただきたいと思います。彼の言葉を借りれば、「力は技術を活かすための道具」です。どちらも大事ですが、片方だけで成り立つようなものではありません。

      したがって室伏さんが2m120㎏の巨漢だったとしても、今の技術と同等のターンができなければ84m86を超えることすら厳しいでしょうね。個人的に室伏さんを大きくしたようなターンを行っていると感じたのが昨年の世界陸上を制したEthan Katzberg(198cm/107kg)です。22歳にして既に84m超を記録しており、近いうちに室伏さんの記録、さらには世界記録も狙える超逸材です。オリンピックでハンマー投をご覧になることがあれば、ぜひ注目してみてくださいね。

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      • 匿名2024-05-31
        ↳ 投人(admin) への返信

        返信ありがとうございます。やはり、室伏広治選手をいろいろな方法で改造させたとしても、100メートルは、流石に無理がありますよね。申し訳ありません。ところで、室伏さんの立ち幅跳びのベストが3メートル60センチと本人が語っていたと思うのですが、大学の後輩によると、それ以上の立ち幅跳びを目撃したという噂をご存知ですか?

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        • 投人(admin)2024-05-31
          ↳ への返信

          すみません、こういう活動はしていますが投擲界に通じているわけではないのでローカルな話はあまり知らないですね…。
          ただ現在語られている室伏伝説の中でも実際はもっと凄いものがあったとは聞いたことがあります。といっても本人や彼によほど近しい人の発言でないと眉唾物ですがね。

          返信する
          • 匿名2024-06-03
            ↳ 投人(admin) への返信

            室伏広治の背筋力389キロですが、これは、ズルをして計測したものでしょうかね。体重が100キロも満たさない体型で、この背筋力は、ズルをしているか誤差だと思います。投人さんは、どう思います?

          • 投人(admin)2024-06-03
            ↳ への返信

            うーんどうなんでしょうね。背筋計は引き方を間違えている人が多いと言うのは聞いたことがありますが、知識豊富な室伏さんがズルをしてるとは思えないんですよね。
            ただ仰る通り数値そのものに疑問の余地があるのは理解できます。というかどこから出てきた数値でしたっけ。ちょっと調べたのですがアクセスほしさの室伏伝説しか出てこなくてそもそも室伏さんの自己申告なのか?という疑念がわいてきました。

            なんで、私の結論としてはズルはしてないだろうけど数値は正確ではないかもしれないということですね。
            余談ですが2018年に砲丸投のウォルシュが日本の番組に出た時、確か背筋力367㎏と紹介されていました。彼は筋力の高い選手ではありませんが体重を考えたら妥当なのかな?

  • 匿名2024-06-06

    ハンマー投げでは、80メートル以上の投球ができると背筋に400キロ以上の負荷が、かかるというのがあるので、それを軽量な室伏さんが体をブレることなく、投球できることから、背筋力が正確な記録なのかな〜?

  • 匿名2024-06-27

    とても驚いた記事でした。上には、上がいるんですよね。ところで、全盛期の室伏広治さんのハンマー投げのベストは、84m86センチで実質世界記録ですが、室伏重信さんが言ってたのですが、14ポンドのハンマーの飛距離が92メートルを超えていたそうですが、16ポンドのハンマーでも、85メートルから87メートルくらいまでは、飛ばせていたと思うのですが、投人さんは、どう思います?長文失礼します。

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    • 投人(admin)2024-06-27
      ↳ への返信

      87mというとセディフの世界記録を超えるくらいの大記録ですが、可能性だけでも十分にあったと思いますよ。彼自身2003年~2004年を肉体のピークと位置付けていますが、ちょうど技術も最高域に達したのがこの時期だったんですよね。03年に84m86を投げ、翌年アテネで金。しかしこの時期は故障に悩まされ、アメリカのトガーコーチに協力を仰ぎ技術にも変更を加えたりなど必ずしも順風満帆とはいっていなかったように思います。もし怪我がなく技術に対する迷いもなければもっと記録を伸ばせていたかもしれません。重信さんも「怪我がなければ…」ということをテグ直後のインタビューで語っていました。広治さんご本人は決して口には出しませんが、世界記録はやっぱり出したかったと思いますよ。そしたら世界の投擲界における彼の評価ももっと違ったものになっていたでしょう。

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      • 匿名2024-06-27
        ↳ 投人(admin) への返信

        そうだったんですね。スポーツで怪我が一番ダメですよね。室伏広治さんの怪我というのは、体のどこの怪我なんですか?また、どれくらいの時間、怪我で体を休めていたのでしょう?知らなかったら、返信は、しなくても大丈夫です!

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        • 投人(admin)2024-06-29
          ↳ への返信

          自分が知っている限りでは84m86を投げた後、パリ世界陸上直前に右肘、20代後半から30代にかけて慢性的に腰、ふくらはぎの筋断裂もあったかと思います。84mを投げてこれからという時に若い時のダメージが一気に体に出てきたという印象です。細身で戦っていた室伏さんゆえに仕方ない代償かとも思いますが、万全の状態で30代を迎えられていれば86mも視野に入って来たのではないでしょうか。たらればですけど…。現役で活躍中のカツバーグを除き、素質という意味ではやはり随一の選手だったと思います。

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          • 匿名2024-06-29
            ↳ 投人(admin) への返信

            そんな酷い怪我があっても、体を長い期間、休めず無理をしてハンマー投げの練習や技術を磨いていたのでしょうか?万全の状態の室伏広治を見たかったです…。すごく残念に思います。イーサン・カツバーグ選手もこれからも、怪我をせず頑張って欲しいです!

  • 匿名2024-07-14

    室伏広治選手のDNAを息子に引き継いで、室伏広治のウエイトトレーニングまたは、呼吸のトレーニング、神経系のトレーニング、イメージトレーニング、ゾーンの入り方などを息子に徹底的に指導してあげたら、息子が生まれたとして、息子のハンマー投げの記録が室伏広治選手の記録を抜く可能性は、ありますか?

    返信する
    • 投人(admin)2024-07-16
      ↳ への返信

      現時点で可能性があるとしたら彼の息子くらいしかいないでしょうね。広治さんがあれほどの功績を残せたのも本人の努力はもとより投擲一家に生まれ英才教育を受けたことも大きいでしょうから。

  • 匿名2024-08-07

    もし、今の時代【2024年】が、室伏広治の全盛期だったら、2003年から2004年の時の室伏広治の全盛期より、ハンマー投げの飛距離が、変わっていた可能性は、あったと言えますか?投人さん!長文失礼します。

    返信する
    • 投人(admin)2024-08-09
      ↳ への返信

      陸上の記録はライバルの影響を大いに受ける傾向にあるので、可能性としてはあったと思います。ただ今全盛期の彼がいたとしても今回のカツバーグに勝つことは難しかったでしょう。
      記事には直接関係ない話題が多くなってきましたのでここでコメント投稿・返信は打ち切らせていただきます。ご了承ください。

  • 匿名2025-01-11

    数年前までやり投のピトカマキがコントロールテストのベストを自身の公式サイトに載せていて、そこに立ち幅跳び3m58と書いていました。すでにご存知でしたらすみません。
    ちなみに立ち五段は17m55だそうです。室伏さん(18m30)もそうですが、彼らバネがあるだけでなくバウンディングめちゃくちゃ上手いんですよね…カッコいいなぁ。

    返信する
    • 投人(admin)2025-01-13
      ↳ への返信

      情報ありがとうございます。そのサイト見たことある気がするんですが、立幅の記録に関しては記憶にないですね…。仰る通りピトカマキは立ち三段・五段が強いというのは知っていましたが。

      跳躍系は瞬発力・バネの強さも大事ですが、室伏さんみたいに練習に力を入れているかどうかも大きいような気がします。意外と投擲選手でもやり込んでいない人もいますし、クラウザーなんかは多分練習すればもっと跳べるんじゃないかと思います。あの体重で3m優に超えるわけですから。

      羨ましいですよね。自分なんか弱小選手でしたから2m後半すら飛んだ記憶がありません。体重軽いくせに笑
      立ち三段や五段にいたっては測ったかどうかも覚えてない…。覚えていても仕方ない記録なんでしょうけど。

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