マウリシオ・オルテガ(Mauricio ORTEGA)の70mスローが公認

NO IMAGE

今年7月22日にコロンビアのマウリシオ・オルテガが70.29mの南米記録をマーク。

ところが、この記録は何故かしばらく公認されておらず、8月下旬にようやく世界陸連のランキングに掲載されたようだ。

オルテガは昨年までのベストが66.42mの選手で、一年で自己記録を4m近く更新したことになる。やり投げならともかく円盤投げには少し珍しい現象かもしれないが、この一投だけで実力を判断するのは早計に過ぎる。

次の大投擲に期待したい…ところだが、その次の二試合ではそれぞれ64.97m、62.53mに終わっている。

円盤投げは不安定な種目かつ風に左右されることが多く一概には言えないが、70mスロワーとしてはいささか疑問の残る結果である。フロックでないことを証明するためには、70mとまでは言わないが68~69mあたりは投げてほしいものだ。

少なくともまだスタールやダクレスには敵わないだろうが。

【マウリシオ・オルテガ】
コロンビアの円盤投げ選手。2015年世界陸上北京ではファイナリスト(11位)になったが、
以降の世界大会はいずれも予選敗退。円盤投げ選手としては最も小柄な部類である。
1994年8月4日生まれ。180㎝,90㎏。

投人の陸上図書館をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む