アリゾナ州立大のターナー・ワシントンが大学で競技引退

今年の全米学生選手の後、引退をほのめかしていたターナー・ワシントン(アリゾナ州立大)が引退を決意した理由を語った。ワシントンは1999年セビリア世界陸上円盤投金メダリスト・アントニーの息子であり、昨年全米学生選手権で砲丸投と円盤投の二冠を達成したエリート選手だ。

プロに進む選択肢もあったが、どうしてもその気になれなかった。

 

優勝しても寂しさがあって、皆に囲まれてお祝いのメールをもらったりもするけどしばらくしたら静かになって。ホテルで一人トロフィーと思慮にふけるだけさ。(プロ転向に関して)自分の心がそこへ向いていなかった。投擲は素晴らしいスポーツだと思っているし、今後は内外から関わっていけたらなと思う。

 

自身のキャリアについては満足しており、「素晴らしい旅だった」と締めくくった。

 

【Turner Washington】
砲丸投室内学生記録保持者(21.85m)でワシントン家の次男。今季は試合中にサークルで転倒し膝を故障したため本調子ではなかった。
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